日刊工業新聞記事(光触媒で新型コロナウイルス不活化)について
2020.10.22
日刊工業新聞(2020年9月29日付)において、東京工業大学、奈良県立医科大学、神奈川県立産業技術総合研究所の研究グループは、可視光を吸収して接触する有害物質などを分解する可視光応答形光触媒による新型コロナウィルスの不活化を確認したことが掲載されました。
新型コロナウィルスに接した光触媒に、室内の照明程度の明るさの光を数時間照射するだけで、ウィルスの数を検出できないレベルまで減少させることが分かり、学校や病院などの利用が期待されると報じられております。
当社が製造する光触媒は、太陽光だけでなく、蛍光灯・LEDなどの室内光にも反応する可視光応答形の光触媒で、活性効果は業界でも最高水準にあります。
感染再拡大などが懸念されるなか、感染症対策として、手作業でのアルコール消毒などは大きな労力と時間がかかることが課題とされています。光触媒抗菌・抗ウィルス製品「blocKIN」は、水と酸化チタンを主原料に構成され、自己劣化を起こさないため光触媒反応が高く、その効果が持続することを特性としております。
この度の報道を受けまして、抗菌・抗ウィルス効果が持続する本製品の販路拡大を図ると共に、今後も社会に貢献し得る製品の開発に努めてまいります。